2019.5.30
水上繭子
デジタルデバイスに囲まれた私たちの暮らしにお風呂はとても大切です。いまや子どもから大人まで毎日、仕事から勉強から遊びから電磁波を浴びています。人の身体は、電気の媒体にもなりことができ、蓄電もするそうです。蓄電された電気によって、血流が悪くなり体調不良の原因となります。また、電磁波で乱されると、デリケートな神経細胞も乱され、脳と内蔵、筋肉などとの通信がうまく伝わらなくなってしまいます。電磁波の放電のためのグッズも出ていますが、暮らしの中でできる方法もあります。
手で地面を触る、裸足で土の上を歩く、植物に触れる、などです。身体から地面へと放電してあげます。自然と触れるとリラックスするのは、気分だけではなく、身体から電磁波をデトックスもしているのです。
化学繊維は、身体から電磁波を放電しにくい素材です。放電するには水分を吸収できる素材のものがよいので、コットンや麻の自然の素材の洋服を着ているとよいです。
電磁波は、良質な睡眠を妨害する原因にもなると言われています。電磁波には、睡眠をコントロールするホルモンである「メラトニン」を破壊する作用があるからです。不眠、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、熟睡できない、朝目が覚めてもだるい、などの睡眠障害がある方は電磁波の影響を受けているかもしれません。眠る時には、眠る30分前にはスマホはマナーモードにしてベッドとは別室において、眠りましょう。よい睡眠をとることによって、乱された脳波や脳の認識が元の状態に戻ってくれます。
お風呂に入ると放電できるという説もあります。バスソルトや塩を入れると効果的なようです。お風呂は、アーユルヴェーダでいう、ピッタ（火）・ヴァータ（風）・カパ（水・土）のすべてのエレメントをバランスよく身体に取り入れることができます。お風呂から出たら、アーユルヴェーダの薬草入りオイルでさらに新陳代謝を高めて身体の機能を再生させましょう。
眠りにつくのが遅い人には、リラックス効果が入眠を助けてくれる、睡眠のためのジェモレメディがおススメです。
フランス政府のオーガニックAB認証を受けたエルビオリス社のジェモレメディは、ミネラルやビタミンなども含まれていて、電磁波による身体の酸化を防いでくれる効果もあります。
赤のスニルオイルは、血流を良くすることで筋肉と骨格に効果があり、全身に使えます。
肩こり、腰痛、身体のむくみや冷え性の他、運動をする人、茶道で足や膝を痛めている人にもつかっていただきたい薬草オイルです。
アトピーやアレルギーの皮膚にもよく、身体がぽかぽか温まることで、体温と発汗でさらに放電、デトックスしてくれます。
青のスニルオイルは、胸とお腹用です。心臓、肝臓、胃腸、生理痛などによい薬草のオイルです。
緑のスニルオイルは、頭の血流をよくし、頭の神経、目、鼻、耳などを整え、風邪を引きにくくします。
受験生やビジネスパーソンの頭の疲れをすっきり解消し、頭皮や髪のケアにもなります。
どれも、指先にオイルをつけてうすく伸ばします。
実は、茶道も水屋の準備がとても大切です。
綺麗な水で道具を丁寧に清めます。
私達も、毎日自分を大切に丁寧に浄化して清めることで、毎朝の目覚めがいのちの再生の時となります。
